企業のRAG(社内データをAI回答に活用する仕組み)導入は17.8%にとどまる一方、今後「小規模トライアル」(23.0%)または「本格導入」(12.2%)を望む層が計35.2%に達した。株式会社Digeonが全国のビジネスパーソン517人を対象に2025年12月5〜8日に調査し、導入意向と実装のギャップを数値で示した。生成AI自体の業務利用も進まず、「まったく利用していない」が35.4%で最多、「正式に導入」18.4%、「試験的に利用」15.5%だった。RAG未導入の理由は「どの業務に使えるか分からない」29.1%、「技術的知識・人材の不足」27.5%、「セキュリティ面の懸念」22.2%。導入時に重視する点は「セキュリティ・ガバナンス」23.6%が首位で、統制設計が意思決定の前提になりやすい。さらに「チームで使える環境があればAIを活用したい」は「ぜひ」14.7%と「興味はある」41.0%の計55.7%となり、個人利用から組織利用へ移る基盤整備が次の焦点となりそうだ。
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source: PR TIMES
